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先日、横浜美術館に行ってきた。
以前より
人としての奈良美智さんを
ぐっと近くに感じて、
見終わった後のぽかぽか感が半端ない。
彼の家にお邪魔してもてなしを受けたかのような気分。
特に心に残ったのは
最後の広間で向かい合っていた
『Cosmic Eyes(未完)』
と
『夜まで待てない』。
『Cosmic Eyes(未完)』は
女の子の目の中にそれぞれ「I MISS YOU」/「OH MY GOD」
と書かれている。
彼女の潤んだ瞳は宇宙を映していて、
大事な人はもう手の届かないところにいるのかも知れない
と思った。
『夜まで待てない』は
顔の左右を見て、彼女の二面性に言及することが多いみたいだけど
自分の胸に迫ったのは、もっと単純な感情だった。
夜って、本当に天涯孤独では、
時に怖いものだと思う。
夜を心待ちにするような発言はきっと
心が満たされていて
誰かしらが傍らにいる時にしか出ない。
震災後の世界。
其処で、真心や祈りを持って描かれた作品が多かったように感じた。
以下、散文。
出張先にて。
福島から山形にかけての田園風景は
緑が眩しく輝いていて、最上川は最高に美しかった。
もし見えないものによって穢されているのだとしたら
酷く悲しいし、怒りがこみ上げてくる。
そして、大人はみんなが皆、
自分の無知とこれまでの無関心を愧じなくてはならない。
『地球が汚染されてるなんて話が嘘に思えてくるな。
だが、此処辺の空も昔より汚れている。
すべて人間のやったことだ。
人が自然から生まれた生き物なら
人が出すゴミや毒も自然の産物と言うことになる。
このまま人間が住めなくなったとしても
それはそれで自然がバランスをとった結果ということなんだろう』(引用:スベロア・ジンネマンの台詞)
でも、物語のように人は宙(そら)だけには棲めないだろうと思う。
良くも悪くも人は繋がりや柵から逃れられないから。
『今こそ人は自らを律し、 尊厳を取り戻さねばならない。
内なる可能性を以て、人の人たる力と優しさを世界に示す』(引用:カーディアス・ビストの台詞)
多分、それは今をおいて他にない。
技術は弛まぬ努力で育っていて、
声を上げる人はこんなにも多いのに、大きく報道はされないのは哀しい。
夜の街を一人、歩いていた。
不思議な気配を感じたので、見上げたら、雲がぼんやり輝いていた。
月が向こう側にある。
きっと満月だ、と思って雲が過ぎるのを待ったら
やはり欠けるところのない月だった。
美しいものを感じる心が自分の中に生きていて良かったと思ったし、
みんなが“まとも”であろうとする努力を止めてはいけないと思った。
BGM:OYM-PF / SAWANO HIROYUKI
http://hotc04.blogspot.jp/2012/06/2012.html
以下、雑感。
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それは、自然の景色との出会いに似ている。
どんな気分のときでも見ることが出来る作品達。
空、水面、靄、岩肌、森。
自然は見る者に解釈を迫ったりはしない。
ただ揺らいだり留まったりしながら、
光をリフレクトするものとして其処に「在る」。
彼女の作品と対面した時に感じる
何か委ねられているようなその感覚(押し付けが全く無い様子)によって、
自身を肯定できるような気持ちになれるのだ。
また、感動を覚えたことがもう一つ。
一巡り旅をして、また戻ってきたように感じたこと。
初めに彼女の作品を目にしたときと同じ種類の瑞々しさが其処にあった。
進化は上に向かう螺旋のフォルムを成すのだと思う。
このシリーズ製作で十年余り。
今はスタート地点の真上辺りを通過中なのかもしれない。
mp3が上手く読み込めない。
なんだろうサンプリングレートがおかしいの?
異様な速度で再生されちゃうんだけど、
対策が分からない…
まずは試作でもいいから作ってみるつもり。
魂が呼応したときに美しいと感じるのだと思う。
分かり合えた感覚。
それが例え一過性のものだったとしても。
そのかけがえなさが、尊さであり、美しさなんだと。
彼女と度々共演や共作したアーティストは忌野清志郎さんなど
本当に沢山いるが、どれも実に素晴らしい。
油が乗りきった時期を見定めるのが上手なのか、
彼女が次の境地へ誘うのかは分からないけど
上原ひろみさん、細美武士さんといった人達は彼女との共演あたりを境に
確実に変化して、
悲しみに近い喜びや
孤高の世界を皆に垣間見させてくれている。
音楽と人の心は
限りなく優しくなって、
何処までだって往けるのだ。
bgm:UEHARA HIROMI - haze
the HIATUS - The Flare
国内メーカー・全部入り・防水がいいと思っていたから
DIGNOだなあって思っていたのだけど、
結局、ちょっと触っただけで、
emotiveな方の勝ち。
音楽もそういうものだし。
使ってみて、実際、
凄く良い。
これでPV素材撮ってみよ。
ちなみにケースはこれにした。
これもなかなか良し。
久々の外。久々の自宅。
怪我で入院してました。
大切な人達に多大な迷惑かけました。
皮肉なことに、こういった事態になると、
周りの人達の、本来、大切にしなきゃいけない順に、
より大きな心配をかけてしまう…
ゆっくりリハビリしていきます。
生きているって、本当に素晴らしいね。
では、これまで以上に着実に一歩ずつ、
できることを一つ一つ喜びかみ締めながら、いきます。
今年が本当に良い年でありますように。
神頼みではなくて、
何を成すにも祈りながらするのと、そうでないのとでは
結果がまるで違うような気がしている。
なんだろう。
良過ぎて、未だ感想を整理しきれていない。
一言で言えば「世界遺産はやっぱり見ておいた方がいい」ってことなんだけれど。
昔も今も日本は世界と繋がっていて、
自分は1400年の時を超えて、この人達の精神と血を引き継いでいるってことだ。
空の色が素敵だった。
身が切れるほど寒いのに、霞がかかった空と羽衣のような雲。
ムシャメンバーへのCD届け、その伍。
マイクさんはどうせ相変わらずの連絡つかずなので、
マンションのポストに放り込むことにしたw。
そういや連絡取れなくなって、
マンションのドアに「連絡請ウ」ってでっかく貼紙したこともあったなぁ。
(携帯が止まっていたことに気付かないでいたらしい。漢よのう…。)
やっつけだけど年内中に手元に届けられて、
まあ良かったな。
福岡行ってきたよ。
ノボに会ってCDを届けるのが目的。
仕事帰りにクスノキと合流して横浜から夜行バスに乗った。
浜松、兵庫、広島、壇ノ浦って、どんどん西へ向かうバス。
休憩のたびにSAに寄るのだけど、
見たことがないお土産が置いてあったのが楽しかった。
翌昼前に到着。
福岡、大都会。
前乗りしていたマサさん、ノボ(ひさびさ!)と合流。
元気そうだな。
到着日はちょうど福岡ソフトバンクホークスと中日ドラゴンズの
クライマックスシーズン最終日だった。
ドームばかでかい。でも人がいっぱいで狭く感じる。
ノボとノボの兄ちゃんの計らいで、ベンチ傍の凄くいい席から観戦。
俺は野球は普段見ないのだけど、選手達の真摯なプレーが格好良かった。
決勝点が入ったとき、ドーム内に轟く歓声。
熱量が凄い。元気になる。
ハードロックカフェで一息入れてから、
福岡タワーに上ったり、夜の博多を散策したり。
遠目にはオレンジが中心の暖かい夜景。
昔見たモントリオールの夜景を思い出した。
でも街中を歩くと活気と欲望が渦巻いている感じ。
ライブハウスが幾つもあって、路上ミュージシャンも多かった。
ノボが人生初ステージを踏んだ場所も教えてもらった。
もつ鍋を食らう。
「やま中」ばか旨。上品な出汁。
〆ちゃんぽんで大満足。
でも、〆ご飯にして出汁を全てお腹に入れておけば良かったって思った。
翌日はノボの車(VW)をマサさんの運転で門司港へ。
海を眺めながら再会を誓ってCDを渡し、帰路。
AFTER DARK
(夜になるとLAUNCH PADはSAKE BARになってメタルとかが流れる。)、
いい感じ。
今までにない。
腕にカッコいいタトゥーが入ったフレッドさんが
枡酒をトクトク注いでくれる。
三芳菊、美味しい。
日本酒なのに、南国っぽいフレーバー。
今日は車だったからジンジャーエールで我慢。
フレッドさんのtwitterが面白かった。
「今夜は排他的にJudas Priest」(笑)
仕事から帰って、マサさんとクスノキとCDジャケットの入稿用データ作り。
業者に見積もりもお願いした。
さっきみたら戻ってきてた。
だぁあ!校正代にお金かかりすぎ。
これは一発勝負で校正無しかな。
影武者(kagemusha)は日々溜まっていく心の燃え残りを燃焼・昇華してるつもりなバンド。バンドってすげー楽しいのに、楽しいだけじゃ続けられないんだ…活動停止。